夜伽

※この物語は女性の急成長・グラマラス化と女性同士の性交が含まれています。

 ペントハウスの寝室の照明の柔らかい光の下に2人の少女がいた。

「結構整ってるわね。……色々と飾りもあるのね。私はここまで飾りつけてはないわね」

「ふふん! 私の部屋に長い時間入れるのはジェーンが初めてなのよ! 恋人を招くんだから、準備はしっかりとしたわよ!」

 と誇らしそうな顔をしながら話す薄茶色のポニーテールの少女はジーナ。
その少女の部屋を興味津々に見回っている黒色のショートヘアの少女はジェーンでジーナの恋人でもある。
 もう既にシャワーは浴び終え身体を整え終えていた。
それだけならただのお泊まりの光景でしかないのであるが、この日は少々違っていた。

 それは彼女らの服装だ。ジェーンは白いキャミソールと青いハーフパンツのみという薄着といえる姿をしており、ジーナも同様に黒いインナーシャツと恋人と同じデザインのハーフパンツだけである。

 なぜその様な格好をしているかというと、今日のお昼頃に同じ寝室で2人の時間を過ごす事を決定した直後にジーナが「同じ部屋で過ごすんだったら薄着の方が良いと思うわ! お互いのぬくもりを感じられたら最高でしょ!」と提案したからである。

「それは良いわね!」

 ジェーンも恋人の意見に賛同し、次の論点へと話を進める。

「そうしましょう! 肝心な部屋は誰の所にする?」

「….う〜ん、他人の部屋を勝手に使うのはあり得ないとして……」

 添い寝をするには避けられない誰の寝室で過ごすかについての話題だ。
このハウスには3つの寝室があるがそのうち一つはサリーのものだ、当然ながら選択肢から外れる。ともなればジェーンのかジーナのかのどちらかであるが……

「決まりそうにないから、私の部屋にしましょう!」

「まぁ! 今日の夜楽しみにしているわね!」

 結論としてジーナの寝室が選ばれた。2人がそれぞれの恋人の部屋を推していたせいで部屋選びが多少難航したが、最終的には言い出した方からということで決定したのである。

「じゃあ、今日の夜にいないってことがないようにね!」

「分かったわ!」

 ……こうして今に至った。
しかしジェーンは、いきなりスキンシップに入るのは、早すぎるのではと難色を示していたが、ジーナはそれを予見していた。

「でもいきなり、おっぱじめるのは気が引けるわね」

「そう言われると思ってコレ買ってきたわよ!」

 ベッドの上にジーナは持ち込んだトランプを広げた。
しかもこれはジェーンのために新しく購入したものだと力強く明かす。

「あら、トランプじゃない。でも友達と遊んでいるみたいだからてっきり持っていたのかと……」

「貴女用よ!」

 それから2人はベッドの上に座り込み神経衰弱やジン・ラミー、スピードを楽しんだりした。

「貰ったわ!」

「私も反射神経には自信はあったんだけど….」

 結果は神経衰弱は持ち前の反応速度によりジーナが勝ち….

「ノック!」

「っ! やられたわ!」

 ジン・ラミーは此処ぞで勝機を見極められたジェーンが勝ったが……

「う〜む……」

「なかなか数字が繋がらないわね」

 最後のスピードは勝負がもつれ込こんだ、何度引いても出せるカードが出てこない!
チャンスは何度か巡ってくるも決定打にはならなかった。

「これで上がりよ!」
 
 緊迫した空気が流れ続け、時計の長い針が半円動いた時ついに勝負が動いた!
チャンスをモノにしたジェーンが僅差で勝利した。

「ナイスファイトだったわ!」

「貴女もね!」

 良い勝負ができた事を讃えあう2人。たとえ賭けるものがなくとも真剣な戦いができれば自然と楽しくできるのである。

 白熱したトランプゲームが終わった後も….

「次はどこに行こうかしら?」

「此処の近くにカフェがオープンしたみたいだから、そこ行ってみない?」

「えぇ、一度そこへ行ってみるわ。私もジーナと話してみたいもの」

「じゃあ日時を後で決めとくわ! 明日には送っとくから」

「了解」

 次のデートのプランを話し合ったり……

「綺麗な服…….う〜ん……..私は自分の勘で選んでいるから参考にならないけど、相手が喜んでくれるであろう服は綺麗と言えると私は思う!」

「……参考にしてみるわ」

 ジーナがジェーンに綺麗な服装について教えたりと充実した時間を過ごしていた。

 ふと時計を見ると、短い針が90°ほど進んでいた。
布団にいるジーナは「そろそろ布団の中に入らない?」と促す。

 ジェーンは「ふふ、いいわよ。そっちの方がより温かくなるだろうし」と嬉しそうに返事をし恋人がいる布団の中に潜ってきた。

 2人で布団に入ると、自分たちの体温で布団が温められていく……
寝具の中に籠る柔らかな恋人の匂いを感じ、癒されていた。

 そして匂いを嗅ぐだけでは止められないジェーンは、布団の中でジーナの頭を髪の毛を乱さない様に優しく撫でる。

「どう気持ち良いかしら?」

「ええ気持ちいいわ、是非このテールとかも触って欲しいわ」

「勿論」

「ありがと」

 撫でている間に、彼女はジーナの整っている髪について触れる。
それにジーナは自信ありげに答える。

「貴女の髪の毛、サラサラね」

「毎日ケアしているのよ」

 そう答えるジーナに彼女は、心配の意味も込めた疑問を放つが、ジーナは恋人に喜んでもらえるのであれば無問題の姿勢を見せた。

「大変じゃない?」

「まぁ大変だけど、ジェーンに喜んでもらえれば問題ないわ!」

 ジーナの献身的な態度に上機嫌になったジェーンは恋人の下顎をくるくるとなぞる。

「……っ! ちょっとそこ触られるのは……」

「どう?」

 心を乱したいと感じたジェーンは、恥ずかしがったジーナに、現在の心境の解答を短い言葉で求める。

「……恥ずかしいわ」

「ふふ….」

 恥ずかしい思いをした彼女は、やり返したいという気持ちが発生する。
ジーナはジェーンの耳にそっと息を吹きかけた。

「ふぅっ」

「ひゃっ! ちょっといきなりは……」

 ニヤつきながら、可愛かった事を伝えたジーナ。
それに少し怒ったジェーンは頬を膨らませた。その動きさえも彼女は愛おしいと感じた。

「可愛かったわよ」

「もう!」

「怒っているところも可愛い❤️」

 驚かされた事にジェーンは仕返しとして浅く口付けをする。
またもや不意を喰らったジーナは一瞬放心してしまう。

「お返しよ、ちゅうっ」

「ちゅむっ!」

 などなど戯れあっているが、まだスキンシップの範疇である。
何かをやれば、やり返される。その状況と言えども一線を越えなければ特にこれ以上拡大することはなかったのである。
更なるエスカレーションのきっかけを作ったのは、ジーナの少々エッチなイタズラであった。

「とりゃぁ!」

「きゃあぁ!? いきなり何してるのジーナ!」

 ジェーンの控えめな胸を揉んだのである。それにはジェーンも驚く。
彼女自身は、その小ぶりなおっぱいに対してコンプレックスを抱いているためにそこに対する自己評価が低かったのである。
だからこそジーナが自分のを狙ってくるとは想定しておらず、揉まれた事実に内心驚愕した。

「そもそも私のそれを揉んでも満足できないと思うけど……」

 だからこそ小さなソレでなぜ満たされるのかと彼女は問いを投げかける。
それにジーナは「小さいからこそ良いってものもあるのよ」と自慢げに返した。

 やがて胸だけではなく、股までぽんぽんと優しく叩かれる。
その時ジーナは下着が濡れている事に気づいてしまう。

「お願い、そんな所をぽんぽんと叩かないで……」

「おやっ、下着がこんなに濡れてる? さては感じちゃった?❤️」

「ち、違うわ! これは….決して気持ちよくて濡れた訳じゃ……」

「その動揺ぶりは気持ち良いって言ってるようなものよ」

 顔を赤くしながらジェーンは即座に否定したが、動揺しているようにしか見えない為にそれが逆にボロを出してしまう要因になった。
それでも違うと言い張るのだが。

「だから違うっ!?」

「ふふ、これでも何も感じないの?」

 ジーナはすかさず意地っ張りな恋人の首に激しくキスをし、まるでマーキングするかの様にキスマークを残す。
ジェーンはマークがついた事に恥ずかしがって顔を赤らめ、一瞬魂が抜けたかの様に動けなくなった。

「逆に攻められるのは慣れてないみたいね….❤️」

 そこから勢いづいたジーナは、ジェーンを性的に襲う。
耳たぶを至近距離でリップ音が聞こえるように唇でしゃぶり出す。
ピチャピチャと舐める音が直接鼓膜へと伝わっていくので、実際よりも快楽が増幅しているように感じていた。
弱点を責められている彼女は、恋人の魅力もあって何もできなかった。

「ひゃっ! 耳弄るのやめっ、あっ!」

「そこが弱いのね!」

 耳を舐められている恋人の反応を見て、ジーナはニヤリとイタズラっぽく笑う。
ある程度満足すると位置を変えて、次は耳のふちを筆の様に丁寧に舌でなぞる。

「それ、やめて! んぁっ、あはぁっ! おかしくなっちゃうから!」

「身体をくねらせちゃって可愛いわね! ……ふふ、耳押さえちゃダメよ❤️」

 ジェーンは快楽により反射で耳を手で押さえようとするが、直ぐにどかされてしまう。
そして恋人が出来上がりつつある様子であることをジーナは確認すると、耳の穴をしつこく舐める。

「あぁん!❤️ んふっ、ふぅ、んぁっ! あっ!」

声を出さないようにすることさえできなくなってきたジェーン。
それを見て頃合いだと思ったジーナは耳の穴をある程度舐め続けると、顔を離して手を押し出す!

「じゃあそろそろ本番スタートよ!」

「まさか…… 服は脱がせて!」

 恋人の宣言を聞いて嫌な予感がしたジェーンは、急いで服を脱ごうとする。

「ふうぅ❤️」

「きゃあぁっ!」

 しかしそれはジーナが耳に強めに息を吹きかけたことで、阻止される。
しかも直後の硬直の間に押し倒され、全身で拘束されてしまう。

「お願い! そこから離れて!」

「悪いけどそれはできないわ、服が破れるのだって楽しみの1つじゃない!」

 そしてその流れでジーナは「私達を魅力的に変身させて!」と願う。

『仰せのままにご主人』

 その願いを聞いたナシュワは、指輪からマナを送る。そこから発生した青色のモヤはジーナの身体を通り、エメラルドの様な色に変化しジェーンの体に入り込む。

「変身、しちゃう前に…….どうにかしないと……」

 ジェーンは、服を脱ぐのは諦めたがせめて緩和させるために手遅れであると分かっていても振り解こうと身体を動かそうとするも、それも恋人に阻止される。

「抵抗せずに楽しみましょ!」

 お馴染みの温かさを感じた後2人の身長の差は成長により縮んでいき、胸部にはジーナだけではなく、ジェーンにも山が形成されつつあり、髪の毛も肩にかかるくらいには伸びていた。
ジーナは恋人の胸に指を乗せて、わざとあたる様にそれを掻き出すように振る。

「あっ! おっぱいを、擦っ! ぁあっ! あっ! あんっ!」

 乳首がしつこく刺激されることで、激しい喘ぎ声を上げる羽目になったジェーン。
ジーナは、彼女の口から発せられる甘い声をさらに出すために、振り具合をさらに細かくする。

「あっ、あっ! どうせ、やるなら、べつのところも…… あはっ! あんっ! んあぁっ!」

「……もう少しだけこの声を聞かせて!」

 ジェーンは、全身にむず痒さを感じていた。恋人に解消してもらいたかったが、当の本人は大きくなっていくおっぱいを揉むことに夢中だ……
しかも防ぐものがキャミソールしかないため、刺激をもろに受けているときた。

 しかも布団の中という空気の流れが悪い所なので、変化に伴う匂いも早く充満していく、布団の中ではサンザシの様な甘い匂いがしたかも思えば、アガーウッドの深い匂いが鼻を支配していた。
ここから分かるのは自分が自分では無くなっている事である。

「そんな匂いまで……」

「匂いはどっちのものかが分からないけど、それが良いと思うわ!」

 2人の身体はさらに変化し、ストッキングを履いてない生脚は長くなった上に脂がのり、太ももを中心にエビのようにプリプリになっていった。
4本の美脚は、お互いに絡み合いぶつかり合うのを楽しんでいるように見える。

 解けた髪を整えていたジーナは拘束を脚に任せ、もう片方の手も乳首を擦るために動き出す。
それによりジェーンは一度限界に向かう。

「あっ! ダメ! 乳首から気持ちいいのが❤️! あはっ! あぁん! はぁん! んああぁっ❤️❤️!」

 ジェーンは一点集中的な激しい責めによって、変身が完了していないのにも関わらず絶頂を迎えてしまう。
その瞬間大きく身体が跳ねて全身がボンっと一回り大きくなった。

「だいぶ変わったみたいだけど、まだまだよ!❤️ 今度はこんな感じに……」

 ジーナは、絶頂してぐったりとしていたジェーンに構わず指で乳首を擦り続ける。
声を抑える理性がなくなり、擦る度に愛らしい声を発する恋人の姿は、彼女の行為がエスカレートするのには十分すぎるものであった。

「ん❤️、んぁ❤️ んっ❤️ ……ん❤️、ん❤️ あんっ❤️」

「……ジェーンの声もどんどんラブリーになってきてるし 最高ね!」

 ジェーンは片方の手でイタズラしている恋人の指を掴むが、それには全く力がなかった。
しかしそれは時間が経つにつれてだんだんと強くなっていき、恋人をマッサージしているような形になってきた。
ジーナは絶妙な気持ちよさのせいで、行為に集中できなくなってきていた。
 やがて気を取り戻したジェーンは、成長していた肉体を生かして不意にジーナをくるりと押し倒す。その時に熱かったのか布団を巻き込んで退かしていた。

「んっ❤️、えいっ!」

「うわっ!」

「形勢逆転ねジーナ❤️」

 おいたが過ぎた恋人を身を下ろすジェーンの身長は170cmを超えつつあり、おっぱいもキャミソール越しでも規格外の大きさだとわかるくらいには巨大になり、黒い髪の毛はヘソの辺りまで伸びていた。

「さて、どう返してあげようかしら!❤️」

 更にキャミソールは、背が伸びたことによって押し上げられており必然的にお腹が露出し、くびれている腰のラインが丸見えとなった。
やり返そうと意気込んでいたジェーンは恋人の視線が自分、特におっぱいに集中している事に気づき、意地悪そうに微笑む。

「ふふ❤️ 私の肌はどんな感じ? おっぱいは? 教えて?❤️」

 彼女は、恋人に成長した身体を押し当てながら、自身の身体について感想を求める。
だがジーナは何も言えなかった。美し過ぎて言語化が難しいのである。

「あら、何も言えない感じ? じゃあ思いを吐き出せるようにおまじないをしてあげる❤️」

 そう言ってジェーンは、おまじないと称して柔らかい身体をさらにぎゅむぎゅむと押し当てる。
ジーナは、押し付けられていくたびに幸福と恥ずかしさを感じていった。

 だが押し付けられるだけでは満足するには足りない、だから直接口にする恥ずかしさを堪えて、もっと快楽を味わいたい、そして恋人に犯されたいと言う思いも乗せて言葉として吐き出した。

「……ジ、ジェーンの肌はまるで赤ちゃんの様にみずみずしいわ、おっぱいもまるでマシュマロみたいに! それで私を犯して!」

「感想だけじゃなくて、おねだりもしっかりとできて偉いわね。じゃあその期待に応えてあげる❤️」

 ジーナは、恥じらいを見せながらも美しさを可能な限り言語化しその上で襲われたいと懇願した。
それを聞いたジェーンは小悪魔の様に微笑みながら、長くなった黒い髪を風魔法で他靡かせる。
更に深くなった谷間も見せつける事で、恋人を誘惑する。

 魅了は恋人に効果覿面であった、薄着であった事がグラマラスなボディーラインをより鮮明にしており、ジーナは完全に目を奪われてしまった。

「ふふ❤️ こんなにじっくりと見てもらえるなんてとっても嬉しいわ」

 身体を見られている真っ最中にジェーンはぎゅうっと抱きついた後に身体を揺らす。
身長差があるため彼女のおっぱいは恋人のものから少し下にズレて当たっていた。そして彼女の白いモチモチ肌はジーナの全身を刺激する。

「あっ、あっ、ああぁっ!❤️ ジェーン……! んっ❤️!」

「もっと私が欲しいみたいね❤️」

 ジェーンの大きくなり過ぎた乳房は、キャミソールを押して横部分が露出してしまう。
それは横乳となり、彼女の性的な魅力を更に高めていく……

 刺激を加えられているジーナのおっぱいも巨乳と言っても良いものに成長しており、インナーシャツごしからハッキリと見えていた。

 ジーナは一生懸命にジェーンの美しい身体の甘い匂いを嗅いでおり、それにハマってしまう。
それを見たジェーンは、脚を絡みつかせた後に恋人の顔に片方の腕をかざした。
かざされた腕の匂いをジーナは嗅ぐ。

「っ!❤️ そんなに食らいついて、腕が好きなの?」

「んっ、別に私が腕フェチってわけじゃないけど貴女の匂いが好きなの!」

「私の匂いがね……じゃあもっと嗅いでみて❤️」

 ジェーンは、腕をジーナの顔に更に近づける。恋人は長くなり続けている腕を嗅ぐ。
一方で責めも激しくなっており、彼女は揺らすスピードを早める。
脚の絡みつきはいつもよりも緩くなっているとジーナは感じていた。だが逃れようとすると戻そうとしてくるところはいつも通りであった。

「んっ、どさくさに紛れて逃げようとしちゃダメよ❤️」

 2人の太くなった太ももは、脂肪や肉がぎっしりと詰まっており、脚が絡む度にむちむちという擬音が似合う位に互いの脂肪が反発する。
そして髪の毛は脚の付け根まで伸びており、より艶が増して触り心地が良くなっていく。

「……だいぶ変わってきたわね」

「まだよ、今回はもっと変わると思うわよ!❤️」

 ジーナは自分が言った願いの内容から、ジェーンをアシュリンの姿変えるのだろうと想定している……
実際にそれは正しく、彼女の身体は内側から成長した妖精のものへと少しずつ変化していっている。

 腕も身体に合わせて長くなっており、ジェーンの腕に鼻を当てているジーナは皮膚が拡大している感覚や、更にもちもちに変化している感覚を味わっていた。

 ジェーンは、腕を元に戻した後に一段階下に身体を寄せて恋人のおっぱいの匂いを嗅ぎ始めた。
それと同時に恋人のお腹に乳房を当てこすっていた。

「ふふ❤️ ジーナはおっぱいを弄られるのと❤️ 当てられるの❤️ どっちが好きなのかしら?」

「ちょっ、ぁ、くすぐったい! おっぱい、きもちい❤️ んぁ、はぁ、ぁあ❤️!」

「どっちか決められない様ね❤️」

 ジェーンは恋人の肋骨部分を手で締め付けて、拘束を強める。
それによってジーナのおっぱいに夢中になる事でより深く埋もれていき、恋人のお腹へのおっぱいでのくすぐりも激化していった。

「んふ、んん❤️! うむ、んんん❤️!」

「お腹に……やわらかいの押しあてちゃ、ダメ❤️! おっぱいも、….あっ❤️! んぁ❤️ あっ、ああぁん!❤️」

 彼女らの身長は、現在男性ラグビー選手の平均を超えていた。
そんな女性ではなかなかお目にかかれない程の長身になった彼女らだが、肉付き具合も出るべきところは出て、出てはいけないところは引き締まっているという女性の憧れを具現化した様な姿になっていた。
しかしここで疑問を抱いたジェーンは、責めを弱めて恋人に聞く。

「最近思うんだけど、私がこの姿だと、ジーナはより激しくなるわよね? なんでなの?」

「……いまここで正直に伝えるわ、貴女のこの姿が好き。だって1番ジェーンらしく成長している様に感じるもの……」

「だからなの? ふふ❤️ ありのままに言ってくれてありがとう。実は私も好きなのよね、理由は比較的目立たないからだけど…….」

 ジェーンはその長い黒髪をかき分けながら言う。

「さて言い出した私も言わなきゃね。そうねぇ、大雑把だけど貴女の褐色肌になった姿が好きね。なんと言うか野性的と言ったら良いのかしら?」

 その回答にニヤけながらジーナはそう言った。

「ひょっとして元気な私に憧れているのかしら〜?」

「……間違いではないわ」

 彼女の言葉が的中したのかそうでないのか分からないが少々顔を赤らめながらそう答えたジェーン。
髪型は2人揃ってストレートなロングヘアとなっており、髪色はそれぞれ黒、薄茶とこの時点では変身前と同じであった。
そしてジーナは1番伝えたいことを真剣に恋人に伝えた。

「……でも1番は貴女のことが好きなの! 例え変身してなくても変身していてもジェーンが1番好きなの!」

「私も貴女のことが好きよジーナ。どの姿も魅力的すぎて1つを選ぶのが大変なくらいにはね…….」

 想いを伝え終えたジェーンは、絶頂を一緒に迎えるためにジーナのおっぱいから顔を離す。
そして顔に高さを合わせてキスをした。

「さあイきましょう、ちゅむ….」

「….んちゅ!」

 彼女は、深く口づけをした後に恋人の口内を蹂躙する。
頬の裏側や喉の方を舐め回して、己の中から湧く支配欲を満たしていた。

そして口を離すと、服越しにではあるが腰を振り始めた。
 これまでの性行為によって股は濡れており、しかもおっぱいを守るものは薄い布一枚ずつしかなかった。
そのおかげでほぼほぼ裸でシた時と変わらない快楽を得ることが出来た。

「あはっ!❤️ 全身が擦れちゃって気持ちいい!❤️ ジーナが可愛く喘いじゃってる!❤️」

「んぁ、っ!❤️ あぁっ!❤️ あはぁんっ!❤️ んぁっ!❤️ ああぁん!❤️」

 だが快楽をいくら得ても、それ以上に性欲は更に強まり互いの拘束やピストン運動が激しくなる。収まることのない肉欲を表すかの如く身体はどんどん成長していく。

「あぁっ!❤️ どんなにシても身体が満足しない!❤️ 成長するたびにもっと欲しくなっちゃう!❤️」

「私も!❤️ あんっ!❤️ うぁっ!❤️ ジェーンにどんなに攻められても切なくなっちゃう!❤️ んっ!❤️ んぅっ!❤️ お股はグショグショなのに、ジンジンが全然止まらない!❤️」

「あはっ!❤️ じゃあ2人で満たされるまで、何度でも愛で塗りつぶし合いましょう!❤️ それこそ変身していく身体の熱がとれるまで!❤️」

 衣服は、今まで彼女らの美しく膨らんでいく肉体を抑えていたが、魅力を含めて抑えきれずに限界を迎えて破損していく。
キャミソールやインナーシャツは、至る所に大穴が開き、大きくて白い果実を隠すことが出来なくなった。
そしてショートパンツは、下の方を中心に穴や裂け目ができていた。

「あら❤️ 服が破けちゃったわね❤️ じゃあ服と同じように私達も限界を迎えちゃいましょう❤️」

 ジェーンはそれだけで変身するのを躊躇していたぐらいには服を破くのを嫌がっていた。
彼女にはお金が無限にある訳ではない、だからその度に新しい服を買い直すのが面倒で仕方なかった。

 だが今は俗に言うハイになっているような状態だ。恐らく忘れている訳ではないだろうが、恋人以外の事が疎かになっていた。

「もう!❤️ さっきから脚をバタつかせちゃって❤️ 抑えるのも大変なのよ❤️ でもそれだけ気持ちいいって事ね❤️」

「んぁっ!❤️ あっ!❤️ あっ!❤️ あっ!❤️ あっ!❤️」

 イキかけの身体を動かし、恋人を導いていくジェーン。
脚は反射で暴れない様に互いを拘束しあっていた。
汚れのない白くてムチムチな素足がギシギシと絡み合う様子は、誰もが魅了されてしまう堪らない光景であった。

「あはっ!❤️ 貴女は私だけのものよ、ジーナ!❤️」

『ジェーンも私だけのものよ!❤️』

 2人の女性的魅力がたっぷりと詰まった肉体は、互いの恋人の為のだけに使われていた。
たとえもう十分ですと言っても、その美しい愛情を否応なしに浴びさせられるのだろう。

 そして2人の身体に顕著な変化が現れる。ジーナの肌は褐色に変化して、ジェーンの耳はエルフの様に尖る。

「はぁ….はぁ….肌が褐色な……ジーナも……良いものね❤️」

『今のタイミングでジェーンの耳に息を吹きかけちゃったらどうなっちゃうのかしら?❤️』

 変身途上の一瞬しか見れない褐色肌の恋人を見れたことにジェーンは思わず喜びの言葉を漏らした。
そんな中でジーナはガールフレンドのピクピク動く尖った耳を見た事で妄想をする。

 その妄想の答えを知るのは意外にも直ぐであった。彼女自身が我慢できずに手を出したからだ。
ジーナは、恋人の耳を端っこのとんがりとしている位置から内側へとゆっくりと手で揉んでいった。

「んっ! ちょっ……! あはっ! あぁんっ! そんな所、触っちゃっ!  だめっ!」

「やっぱり、尖ってるとさらに敏感になるのね!❤️ 」

 しかしジェーンはただでは転ばなかった、彼女は恋人の引き締まったお腹に狙いを定めていた。
長く美しく成長した手で、ジーナの筋肉質で引き締まった腹をくすぐる。

「….しつこく触るあたり、耳が相当好きみたいね! でもやられた分はやり返してあげる!」

「あはっ! ははっ! はっ! あはははっ!」

 くすぐった事でジーナの手が怯んだ時、ジェーンは体勢を立て直し成長した身体を使った拘束を強めた。

「あはっ!❤️ これ以上のイタズラはイクまではさせないわよ!❤️」

「あっ!❤️ はぁん!❤️ んぁ!❤️ あぁ!❤️ あぁっ!❤️」

 2人の性行為は、限界が近いからこそ激しくなる。その理由は出来るならば最高の状態で悔い無く向かえたいというとのである。
「……………っ❤️❤️!! っ❤️! っ❤️!」

 そして2人同時に声にならない声をあげながらオーガズムを迎える。
彼女らは痙攣している間に、手を強く離さない様に握り合う。

『絶対に離さないわ!』

 と2人は心の中で誓い、変わりゆく恋人の身体を抑える。
身体のビクつきが激しくなっているように感じている内に、既にイッたはずなのにまた気持ちよさが増していたのである。

「……んっ! かわりましょ!❤️ ふたりで一緒に……!」

 そして身体を震えさせながらジェーンの髪色は黒から金に、目の色は茶色から青色に……
ジーナの髪色は薄茶から赤色に、目の色は緑色から黄色にそれぞれ変化していく……!

時間が経って落ち着いた2人は、睦言のように語らい合う。

「ーーージェーンのその姿、前から意識しているけど本当に魅力的ね、例えばエルフのように尖った耳とか……」

「ふふ❤️ そう言う貴女の姿も変わらず洗練されていると思うわ、だからこそ貴方を襲った時の可愛い表情とのギャップが引き立てられるというものよ….!」

 お互いに姿を褒め合い、そこから派生する良い点を話す。
恥ずかしくなる時はあるが、それはそれで楽しいと2人は思っている。

「ちょっと! 言葉にされるとかなり恥ずかしいわ……」

「ごめん、ジーナが可愛すぎてつい….」

「ふふ、謝らなくていいのよ」

 内心直ぐにでもエッチしたいと思っているジーナは、恋人に予定を聞いた。

「ねぇ、次はいつシようか? 出来ればジェーンの部屋が良いな」

「そうね。こういうことしちゃうとエスカレートしてほぼ確実に服を破っちゃうから頻繁にはできないわね」

 やはり服を破ってしまうせいで高頻度にはできないと言うのが彼女の回答であった。
そこでジェーンの経済事情なども考慮して、長く期間をあけることにした。納得したのかその予定を彼女は肯定する。

「う〜ん…….1ヶ月後にする?」

「ふふ、そうしましょうか」

 睦言が終わり後は解除のみの時にジーナは中々にとんでもない提案をした。

「ちょっと名残惜しいから、今日は変身した状態で寝ましょう!」

「ここなら良いけど、起きた時に念の為に魔法を解くのを忘れないようにね」

「分かったわ!」

 ジェーンは変身後の状態で眠る事を条件付きであるが許可する。
2人はグラマラスな身体を抱き寄せ合いながら寝る。
彼女達のゆったりと組み合っている生足は褐色と白の麗しい色合いを表現していた。

「お休み❤️」

「ジェーンこそ良い夢を❤️」


原本:https://www.deviantart.com/jkeabsj/art/Night-Watch-Japanese-1118547237

どうもjkeabsjと申します。

お泊まり会的なものを書きました。

先駆様であるkayyack様の素晴らしい作品群はこちらとなります。
是非読んでみてください。

これはニューセイラムという、ある世界の一部です.