ジーナは食べられたい

※この物語は女性の急成長・グラマラス化が含まれています。

 青い海。さざめく波。白い砂。そして髪のひらひら。褐色肌と茶髪が活発そうな印象を与える女性の緑色の目には、それらの情景が次々と浮かび上がります。ジーナは恋人であるジェーンとのビーチでのお出かけは本当に素晴らしいものだったと思いました。

 クリーム色のゆったりとしたワンショルダーを身に纏う彼女は、露出している左肩からベッドに後ろ向きに倒れ込みました。携帯電話を胸に抱きしめ、興奮しながら足を振ります。

『やっぱりまた二人でデートに行くべきだわ! 次は山にハイキングに行こうかな。それとも他の国の観光スポットに行くべきかしら?』

 彼女はそんなことを思いながら、腕を伸ばしたまま携帯電話を持ちつつ、次の画像にスワイプします。彼女の目はその光景に大きくなりました。それは白いビキニを着た黒い髪と茶色の目を持つ小柄な女性の写真です。彼女は次の写真へとスワイプしようとする手は止まり、かわりに携帯電話と顔との距離はキスできそうなほど縮まりました。

 ジーナは画面をつまんで顔を拡大しました。彼女の胸。彼女の引き締まったお腹。彼女の太もも。それらの間を彼女の視線はあちこちに動き回り、彼女の心臓もせわしなく鼓動します。

「ジェーンが私をめちゃくちゃにしてくれたらいいのに……」

 思わず口から零れた願望に彼女は息を呑みます。彼女は慌てて願いを否定しました。

「いや、そんなつもりじゃないわ! 今のは願いじゃないの!」

 彼女は左手を掲げ、指の指輪に懇願しました。気まずい沈黙が部屋に残り続けます。

 しばらくして、ジーナはベッドに寝たままため息をつきました。どうやら彼女が予期したトラブルは起こらなかったと判断したようです。

 ……もっとも彼女は、己の指輪に住んでいるジンが、彼女が最も予想できていないタイミングで願いを叶えてくることを、完全に失念してしまっているようですが……。

 ともあれジーナは安心して、顔に画面の光が反射することには気にも止めずに、魅力的な画像へと注意を戻します。ガールフレンドの顔に、ガールフレンドの腰、そしてガールフレンドのおっぱい……。彼女の右手は微動だにしませんが、彼女の股は不自然に半開きになり、彼女の左手は自身のズボンのボタンに手を伸ばしました。それはボタンを外して、隠された目標に向かっていき、僅かながらも秘部へと侵入していきます。ジーナの呼吸はさらに不規則になっていきます。

「……っ……ジェーッ……ン…!」

 ジーナはジェーンが欲しくてたまりませんでした。ジーナは今ジェーンが欲しくてたまりませんでした……!

 バタン!

 突然ドアが開く音が遠くで響きます。僅かに火照った彼女の上半身は跳ね起きました。ジーナの電話は画面を上にして、彼女の手からベッドの上に滑り落ちてしまいます。そうです、ジェーンが帰ってきたのです! ジーナは愛しい人の名前を呼ぶために口を開けました。

「……はぁっ……っ……!?」

 しかし、何も発せられませんでした。戸惑いながらも、ジーナはもう一度試みましたが、何かが彼女を抑圧し阻害しているように感じました。

 彼女は、自分がいま話すことができないことに気付きました。同時に彼女はエインズリーに初めて会ったとき、自分が思い通りに喋れなくなっているのを把握したときのことを思い出しました。

『私がお前の願いを叶えないと思ったか?』

 彼女の指輪から声が聞こえてきました。

 ジーナは自分の手を見下ろして、指輪の装飾が紫色の星からスリットの瞳孔のある黄色い目に変わっていることに気がつきました。

 彼女は指輪に反論しようとしますが、やはり言葉は出てきませんでした。そればかりか必死に立ち上がろうとしても、ろくに身体も動かせない事実が新たに浮上した有り様です。

 抵抗しようと歯を食いしばり、ジーナはできる限り激しくもがきました。彼女は深呼吸をして肺の上部で叫びます。

「ジェーン……♥️!」

 なんとか彼女の声は口から外へ出ていきました。しかし、出てきた声は苦痛の叫びではなく、普段の自分がしない媚びるような声でした。

『そろそろ自分に正直になる時が来たのさ』

 リングの声がそう笑うように語りかけます。ジーナは自分の行動が、彼女の願いによって倒錯したものになっていることを理解し、うろたえます。そうこうしてる間に、

「……ジーナ? ねぇ大丈夫?」

 と彼女から心配そうに返事が来ました。足音は部屋に近づくにつれて大きくなっていきます。ジーナはジェーンに、尋常ではないこの状況へとの注意を呼び掛けようと声を上げましたが…

「私にはあなたが必要なの!」

 警告の代わりに、ジーナの唇から情熱的な告白がされました。

 猛烈に顔を赤らめ、ジーナは羞恥心を感じて首を横に振ります。

 ドアが開き、彼女が恋い焦がれた女性が中に足を踏み入れました。

「何が起こっているの──」

 写真の黒髪の女性は部屋を一瞥します。彼女は携帯電話がさらけ出している自分の水着の画像と、ベッドに座っているジーナの指にはめられた輝く指輪に目を向けました。彼女のズボンのフックが外れている点と、その息がナニやら荒くなっているのも見逃しませんでした。

 真実にたどり着いたジェーンは、僅かにですが自然と顔に笑みを浮かべました。



「誰かさんがこんなにも淫らな女の子だったなんてね」

 そうジェーンは楽しげに喉を鳴らしました。ジーナは恥ずかしさと興奮とがごちゃ混ぜになった瞳で、ガールフレンドを見つめています。

「推測するに……。あなたは私に滅茶苦茶に食べられたかったの? ……その、あっちの意味で」

「……えっと、その…、ぅん……」

 ジェーンの追求にジーナは消えそうな声でささやきました。彼女の秘めた欲求がその声色に現れています。ジェーンは近づいて、ベッドの上でまっすぐに伸びた状態になっているパートナーの太ももの上に座ると、ジーナの腰に足を巻き付けました。

 互いの吐息が相手にかかります。

「今のは何? 私の空耳?」

 ジーナはもう言葉を発さずに、ただ唾を飲み込むことしかできませんでした。

「……フーン、何も言わないのね? なら私の聞き間違いだったかしら?」

 ジェーンは両手でジーナの顔を包み込み、彼女の目をじっと見つめます。

「……おねがい」

 ボソボソとまだまだ小さな声でジーナは懇願します。

「もっと自分に正直になって、隠し事は身体に毒よ?」

 ジェーンは目を細めつつも、玩具で遊ぶネコのような笑みを浮かべています。

「おねだりはもっと上手にしないと……ね♥️」

 ジーナの耳元で蠱惑的に囁きました。それも、フーッと軽く息を吹くオプションつきです。

「……ぉ…おねがいします♥️
私をおいしく食べてください…♥️!」

 よっぽど先程の刺激が強かったのか、腰が砕けそうになりながらも、ジーナはついに本音を口にしました。

「…………っ!?」

 予告なしに、ジェーンによって彼女らの唇はくっつき、さらに彼女らの舌が絡み合いました。ジーナはジェーンの首に腕を回そうとしましたが、それすら自分の意志できず、最愛の人に翻弄されたままでした。

「……ん……っ……あぁ……」

 ジェーンの手はジーナの胸をトップスの上から愛撫し、彼女からくぐもった声を引き出します。彼女の手はじれったい程にゆっくりと、それらを優しくこすりあげていきます。

「ちょっ……やっぱりやめっ……あぁ!」

 ジーナはジェーンの行為に拒否感を示しますが、当然彼女はこれを無視し撫で続けます。

「……いやっ……恥ずかっ……んっ」

 ジーナは興奮を否定しようとしますが、代わりに漏れたのは気持ち良さそうな息づかいでした。ジーナの呼吸は喘ぎに変わり、わずかに速くなっていきます。

「…んっ……ぅんっ?」

 しかもそれは彼女の恥ずかしい気持ちとは裏腹に、ガールフレンドの手がだんだんと動かなくなるにつれて、物足りなさそうにしています。

「どうしたの? あなたは何を私にして欲しいのかしら?」

 ジェーンはからかいます。

「……もっと」

「魔法の言葉を言ったかしら?」

 ジェーンの手は変わらずゆっくりとしたリズムを刻んでいます。

「……おねがい…します♥️」

 彼女の心の一部は快楽に屈しました。最愛の人に耳を甘噛みされたのも要因の一つかもしれません。

「…いい子ね」

 ジェーンもまたジーナの部屋に入った直後よりも顔を紅葉させ明らかに興奮しているように見えます。ジェーンの指は忙しそうに、ジーナの乳首の周りをワンショルダーの下から円を描くようになぞっては軽く弾くという行為を繰り返します。

「……あっ…くっ……んんっ!♥️」

 ジーナは自分より一回り小さい彼女の果敢な責めに顔を赤らめます。

「ジーナ、あなたが良い子だったので、私からご褒美をあげるわ」

「……はっ…っ…え?」

 ジェーンはガールフレンドに微笑むと、絡めた脚をときジーナの膝から降りて立ち上がりました。それに対しジーナはまるで親を見失った幼児のようなか細い声をあげますが、ジェーンは額にキスをしてそれをストップさせます。

「目を閉じて待ってて。そうすれば、あなたは私からプレゼントをもらえるからね。オッケー?」

 ジーナはうなずきました。部屋を出るジェーンの背中を見て、彼女は少し寂しさを感じざるを得ませんでしたが、それでもプレゼントへの期待を胸に彼女は自慰もせず静かに待ちました。

 膝を軽く抱え体育座りの格好で佇む彼女。まるで時間が凍っているように感じます。彼女はこれから何が起こるかわかりませんでしたが、それがとても素晴らしいものだと信じて疑いませんでした。

 暫くすると、足音が再び近づいてきます。そして扉が開く音、ついでジェーンの『お待たせ』という声が耳に届きます。

 それを合図と思ったジーナは、自分の顔を上げ目を開け……そのまま目を丸くしてしまいました。

 なんと、ジェーンが写真と同じ白いビキニを着ているのです!

 彼女の目は、目の前のビュッフェに釘付けです。大半の肌が部屋の明かりの下で艶かしく照らせれている様も、ビキニが彼女の胸を抱え込む様、下半身のビキニが彼女の肌にわずかに食い込む様も……。どれもこれも、彼女を大変素晴らしく魅力的に見せています。それどころか、写真よりもさらに好みに見えます。

「プレゼントはお気に召した?」

 ジェーンはいたずらが成功した子供のように笑いかけました。ジーナは激しくうなずき、呼吸は更に速くなりました。

「あら、嬉しい🎵 ならこんなのはどう?」

 まだ上手く動けない彼女の頬を撫でながら、ジェーンはジーナの膝下とベッドの間の空間に自身の折り畳んだ両腿をくぐらせます。そうして、お互いの身体が触れそうで触れないギリギリの位置に座り込んだのです。更に今度はジーナの手のひらを、白いビキニで覆われた少し小ぶりな胸へと導きました。

「はいっどうぞ♥️ ぜーんぶあなたのものよ?」

 ジーナの手は興奮した古代の探検家が新しい大陸を発見するように、ガールフレンドの体を探索しました。彼らは彼女の胸、肩、顔、お腹をさすります。

「……はぁっ、はあっ……ジェーン……!」

「ふふっ慌てないで」

 ジェーンは目線を上げてジーナと目を合わせながら、少し気持ち良さそうに目を細めながらもくすくす笑っています。

「私はどこにもいかないから……ね?」

「わ、わかってるわよジェーン…!」

 落ち着くように相方に諭されながらもやっぱりもっと堪能したいと思ったジーナは、ジェーンの柔らかな肌の感覚を更に味わおうと、彼女の胸を重点的に揉みしだいています。

「んっ……、あら? あなたの方がおっぱい大きいのに、そんなに私のが恋しいの?」

 ジェーンはジーナをからかいながらも、彼女の顔を自分の胸に引き込みます。ジーナの好きな匂いを鼻孔にもたらしました。

 するとジーナは、その彼女の好きなガールフレンドの匂いに混ざって、ジェーンから微かにサンザシのような香りが漂って来ることに気がつきました。ジーナは、ジェーンがプレゼントの一つとして香水をつけたのかと思いつつも、それがアシュリンの発する香りに似ていることを思い出します。

「……ねぇこの匂い……? そういえばアシュリンはどうしたの?」

 ジーナの疑問に彼女は笑って答えます。

「ああ、心配しないで、彼女は今ここにいないわ」

 自分の胸を指差すジェーン。彼女と同化し潜れる妖精が不在のことを示すジェスチャーです。

『だから安心して私を味わって♥️ ……今はね』

 そう抱き締めながら囁かれ、彼女の脳は甘く痺れるような感覚に陥りました。あのサンザシの香りを嗅いでからは一層、ガールフレンドの乳を揉むのに夢中になっている自分がいることに、ジーナはまだ気がつきません。

「んっ……ふんっ……あぁ……!」

「あぁ、ジェーン……ジェーン!!」

 ジーナはビキニのジェーンにすっかり魅了され、またジェーンの声からも興奮の色が見えだしました。

「ぅんっ……あっ、ああ♥️」

 ほどなくしてジーナの両手と顔が違和感を覚えます。だんだんとジェーンの身体の柔らかさが増してきているように思えたのです。

「……え? ジェーン、あなた身体が……!?」

 ジーナの違和感は的中でした。秒針が動く度に、ジーナの手の下の皮膚は拡張し、ジェーンの胸のボリュームは増大しているのです。

 ジーナは驚いて心地よいガールフレンドの胸元から身を引きます。そして観察のため、一旦ジェーンの胸を揉んでいる両手を離そうとします。しかし、

「ジ、ジェーン……?」

「……んっ……逃げないでいいのに……♥️」

 おっぱいを揉んでいた手は、現在進行形でより長くより美しくなっていくジェーンの手に覆い被され、離脱は阻止されてしまったのです。
 ジェーンのカップのサイズはゆっくりと、しかし確実に成長していました。またおっぱいから彼女のガールフレンドの顔へ視線を動かすと、彼女の黒い髪の束が彼女の肩まで伸びているのがわかりました。

「そう。アシュリンのおかげで、私は自分の体を変えるやり方を学べたの」

 ジェーンは笑ってウインクします。

「さぁ……そろそろ私の時間ね、ジーナ♥️」

 その笑みは、捕食者のソレでした。

「ん……♥️ はぁ……ふぅ…♥️」

 ジェーンは、ジーナの唇に自らの唇を寄せ、相手の口内を蹂躙し始めます。ジーナの鼻腔には先程よりも強力にサンザシのような不思議な香りが入り込み、それにあわせてあちこちが敏感になっていきます。

「うぅ……♥️ああっ……ジェーン……♥️」

「ジーナ♥️ 可愛いわジーナ♥️」

 ジェーンの胸はますます大きくなり、白いビキニに圧迫されながらもジーナを押し付けます。彼女の手は不思議と歯止めが効かず熱心にそれらを揉み続け、二つの山がどんどん柔らかくなるのを感じました。

 ジーナは、ジェーンの体がどんどん大きく重くなるにつれて、自身は身体が徐々に後ろに傾けていることに気付きました。ジーナのふくらはぎはジェーンの増量された太ももに触れています。

 胸を揉む手はジェーンの背が伸び胸が前方に膨らむに連れて、次第に上に手前に移動します。さっきまで見下ろす角度だった視線も上がり徐々に平行になっていきます。

「さっ♥️イクわよジーナ♥️」

「……きゃっ!? ジェーンっ!?♥️」

 ジェーンはジーナの両手首をガッチリと逃げられないように掴むと、どんどん増していく自身の体重を活かしてわざと前に倒れこみます。同時にジーナの下半身を己の下半身で絡めとることで、あっという間にジーナをTの字に押し倒しました。

「はっ……はっ…ふふっ……♥️ これだけくっつくと、やっぱりあついわねジーナ♥️」

 変化は依然として止まらず、とうとうジェーンの方がジーナの背丈を上回りはじめました。汗にまみれた二人の身体は隙間がないほど密着しています。彼女は抵抗することもできず、ただジェーンのギラギラ光る瞳を見つめ続けることしかできませんでした。

 そして虚をつかれたジーナの隙をセクシーに成長し続けるジェーンは当然見逃しません。ジェーンは股をジーナの割れ目の真上に下ろすと、その水着の下からでもはっきりと隆起したクリトリスで、ジェーンのむき出しになったそれをこすり始めます。

「!?んあ!!ジェーンゃあ、やめっ!あーアぁ!!??♥️」

 快楽を拒絶するより口よりも先にショックが彼女の体を通り抜け、それに応じて覆い被さってるジェーンごと骨盤が思わずけいれんし弓なりに身体をそらしました。

「んっあ……うあっ♥️」

 ジェーンは荒く息を吐きます。

「こんなのはどう♥️?」

 ジェーンは自身の水着越しに直立する乳首を、ジーナの服の下から直立するソレと真正面から接触させます。並行して水着から抜け出し淫靡にそそりたつクリトリスを、ジーナのそれと更に激しく刺激的に擦り始めます。

「はぁ……はぁ……♥️ どこまでが私でどこからがジェーンなのかわかんないわ!♥️」

「ならもっとわからなくなりましょう♥️」

「!?んちゅ!!♥️」

 すかさず上の口同士のキスも追加します。今やジーナはジェーンによって三ヶ所同時に敏感なところを愛されていました。同時にジェーンもまた、三ヶ所からジーナへの愛をむさぼっていました。二人の熱は高まり共有され、汗まみれになりながらどんどん興奮していきました。

「んゅっ♥️っ♥️んあっ♥️っあ!♥️」

 キスしながらも漏れるジェーンの声色は、最初よりも明らかに深く興奮したものでした。ジーナに擦り付けている腰回りのシルエットも括れてますます色気に拍車がかかっています。

『やっあっなんかへん、へんなのキテる!?♥️♥️』

 ジーナは否定しきれないほど強烈な快楽と、しかしそれとは異なるやはり強烈な何かを感じました。

 ジェーンもまた想い人の顔を見つめながら、三ヶ所の性感帯が同時に刺激し刺激されるこの極上の時間を愉しんでいました。しかし同時にこの時間が長くは続かないことも薄々察していました。

『んっ♥️あ、…くぅ♥️ 変化止まらない…♥️』

 というのもこのままだとジェーンだけが大きくなりすぎて3点責めが出来なくなってしまうことに彼女は気づいてたからです。

 ジェーンは快楽をキーとする変身魔法のやり方を、相棒のアシュリンから覚えたもののまだまだ未熟であり、その快楽を享受しながらも変身を途中で止めるという高度な技術の習得には至っていません。

「んあっ♥️!あ!はぁ!♥️ジェーン!!♥️」

 既にジーナよりも拳一個分は身長を追い越しており、胸にもお尻にもたっぷりと脂肪がついています。ジェーンは上半身を屈めてなんとかこの最高の状況を維持しようとしていますが、もう長くは持たないだろうと腰まで伸びた髪の重みを感じながら残念そうに考えていました。

『ふむ……なら、これは願いをよりよく叶えるためのサービスだ』

 ナシュワの愉快そうな声が二人の脳内に響き、
いつの間にかジーナの左薬指は暖かくなっていました。それからその感覚は彼女の腕を通して彼女の体の残りの部分に広がり、ジーナはチクチクとくすぐったく感じました。

「んっあっ…からっだ…うっぁん……あっキッツぃ♥️?」

「んあっ♥️ ジーナ、あなたもエッチに変身してるじゃない♥️」

 彼女が自分もジェーンと同じように、身体が変化し始めていることを理解しきる前に、腰はさらにけいれんし、ますます大きなあえぎ声を上げました。相変わらずジェーンに激しく股や乳首を責め立てられているのも、それとは無関係ではないでしょう。

 彼女は外部からの圧力が高まっているのを感じ、それを解放させる必要があることを感じました。

「はっ……♥️あっ!んあ!♥️ ジェーン! はヴぁ!♥️ 退いてっ脱ぎたいの私♥️ あ♥️」

 顔を真っ赤にしたジーナのお願いは、しかしながらジェーンの悪い顔に阻まれます。ジェーンは己のように大きくなりはじめたジーナから退くどころか腕を押さえ込み、腰ふり胸ふりの速度をあげていきます。

「あはっジーナったら全身が♥️♥️!敏感になっちゃってる!!♥️締め付けられて気持ちよくなっちゃってる!?♥️」

「んあっ♥️!ぐん♥️!はぁツ♥️あうっあ♥️!」

 当初はからかいまじりだった彼女の頭は、今やジーナを性的に苛めることに全力を注いでいました。ジーナは恋人からの全身への刺激に悶え喘ぐことしか出来なくなりつつあります。そんな彼女の胸はさらに膨らみ、ワンショルダーはそれらを封じ込めるのに限界がきている様がよくわかりました。どんどん肌は褐色になっていき、髪は赤みが増していきます。

 一方でジェーンのグラマラス化も止まりません。とうとう耐えきれなくなり水着のヒモが盛大に切れ、解放された胸がバルンと揺れお尻はブルンと震えました。

「っ♥️!っごめんジーナ♥️私が先に解放されちゃったわ♥️」

 ジェーンは、ジーナの髪が長くなってシーツに広がっていくのを見ながら、水着から解放されむき出しになった自らの愛液で湿った秘所で、ガールフレンドの性感帯を弄ります。

「あっ♥️!あ♥️!んんっ!♥️っあ♥️?!」

 ジーナの服は彼女の体にきつくなりました。彼女の体は数秒ごとに成長し、背が高くなっていきます。彼女の太ももはズボンの生地に押し付けられ、信じられないほどの圧力を感じました。そのまま感じることしかできず、彼女のズボンは側面で大きな音を立てて裂け、その下の急速に成長している太ももを露出させました。

 同様の圧力が彼女の胸部にもかかります。2つの山がゆっくりと着実に上昇し、ジーナに覆い被さっているジェーンを押し上げます。今や二人の間には、四つの大きな風船がなおも膨らみながら暴れまわっていました。

『私は今、あなたの願いを本当に叶えられているのね?♥️』

 ジーナの束ねた髪の茶色の色合いが深まり、ほどけながらも濃い赤に落ち着いていき、ジェーンの腰まで伸びた黒髪とシーツの上で絡みあいます。目は緑から黄色に変わり、瞳孔が収縮しました。何よりも、とてつもなく心地よい刺激が、ジーナに最上級のあえぎ声を上げさせます。

「はぁ♥️はぁ♥️さぁ♥️イキましょ!♥️ジーナ!!♥️♥️」

 二人とも最早変身前の面影がないほどに、クールで、大人びており、何よりも発情しきった顔で愛を確かめあいます。互いの長くなった脚が絡まりながらベッドからはみ出していることも、大きすぎる二人のおっぱいが密着の妨げになりへその間に空間が生まれていることなど気にも止めませんでした

「あっ♥️!!ああっ♥️!!♥️んあっ♥️?!あああ!!!♥️はぁ」

 ジーナは涙を流し、涎を滴しながら、まるで叫び声のような喘ぎが喉から逃げました。襲いかかる絶頂による刺激は彼女のおまんこを開放させ、その愛液で彼女の下半身はびしょぬれになりました。服は無惨にも引き裂かれ、快楽の波は次々と彼女を襲い、ジーナの体はそれに応じて制御不能にけいれんしています。

 それでも、ジーナは絶頂する直線に最も大事な言葉を口にしました。

「……ぐっぐっん、すき、よ、だいすっ…きよっジェーーンー!!♥️♥️」

 ついに、すべてが静止しました。

「……はっ♥️……はっ♥️……はぁ……♥️」

 ジーナは激しく喘ぎながら、満面の笑みを浮かべたジェーンを見つめます。

 ジェーンは顔を近づけてジーナの頬にキスをしました。

「えっと、その……うん、すごかった♥️」

 とジーナは息を呑みました。

「ふふふ」

 ジェーンは目を輝かせながら彼女を熱く見つめ、唇をペロリとなめました。

「でもね、私たちはまだ始まったばかりよ♥️」


原本:https://www.deviantart.com/kayyack/art/Gina-Wants-To-Be-Eaten-Japanese-965472591

どうもカヤックです。

百合はいいですね。心が洗われます。

私の尊敬する創作者にて友であるfinleytennfjordさんの不思議で少しインモラルな世界を楽しんで頂ければ幸いです。

これはニューセイラムという、ある世界の一部です.